住宅を購入する時に、家族の人数は欠かせない要素です。
分譲マンションの購入を検討されている方達の一番多い家族構成人数は、
「ご夫婦とお子様お1人」
⇒3人家族です。
今回は、そんな3人家族に適した住居の間取りと広さについて調べてみました。
□3人家族に必要な家の広さは?
以前、このブログの記事で何度かご紹介していますが…
「居住面積水準」
というものを、国土交通省が世帯人数別に定めています。
その中で
「最低居住面積水準」≒【最低限必要な広さ】
「誘導居住面積水準」≒【理想的な広さ】
というものを定めておりまして…
今回はそこから3人家族のモデルケースに当てはめてみます。
●例①:夫婦+子供1人(1歳)の場合
・最低限必要な広さ:32.5㎡
・理想的な広さ(マンションの場合):60㎡(18.15坪)
●例②:夫婦+子供1人(6歳)の場合
・最低限必要な広さ:37.5㎡
・理想的な広さ(マンションの場合):70㎡(21.17坪)
●例③:夫婦+子供1人(12歳)の場合
・最低限必要な広さ:40㎡
・理想的な広さ(マンションの場合):75㎡(22.68坪)
こんな感じになります。
※計算式のもとはこちらに掲載しています↓
「子育てしていく上で家の広さはどのくらい必要?出産を機に家の購入をお考えの方へ」
https://iemaru-blog.com/posts/2931/
マンションの場合だと、お子様お1人の3人家族の場合は、60平米台~70平米台くらいの広さがあると、理想的なようです。
その平米数だと…間取りは3LDKですね!
分譲マンションで最も多い間取りが3LDKになります。
「分譲マンションの購入を検討されている方達の一番多い家族構成人数は、3人家族」
というお話を冒頭でさせて頂きましたが…それに合わせて分譲マンションの間取りも60平米台~70平米台くらいの3LDKが最も多い間取りになっています。
ある意味、一番選択肢の多い、探しやすい間取りですね!
□3人家族が快適に過ごすために!こんな工夫を!
次に上記のような物件で、具体的にどのような工夫をすると、より家族みんなが快適に暮らせるようになるか?を調べてみました。
*収納方法を工夫する
収納部分が大きくなると、どうしても居住スペースが圧迫されてしまいます。
そこで!
収納スペースは最小限にして、できる限り不要なものは処分しましょう。
普段使わないものは収納スペースの見えないところに、その他普段使いをするものは、あえて見えるところに棚を作ったりして、「見せる収納」とするのも良さそうです。
*あえて客間を作らない
使う頻度が少ない客間を常に確保しておくなんて…もったいない!
あえて客間を設けず、来客時にはその分、広めに使っているリビングダイニングのスペースを利用するなどの工夫をしましょう。
そうすることで、多くのスペースをLDKや居室に回すことができ、家族の日常生活をより快適にすることができます。
*家具のサイズ・配置をお部屋に合わせる
お部屋の広さ・間取に合わせて、家具の大きさや配置を考えましょう。
例えば…
・リビングスペースをゆったり使いたいので、ダイニングテーブルは置かずに大きめのソファーとローテーブルだけにする。
・寝室がコンパクトサイズなので、ベッドではなく布団を使う。
・キッチンの食器棚は小さめにして、冷蔵庫は大容量のものを使う。
などなど。
無理に多くの家具、大きい家具は置かずに、自分たちの利用方法に合わせて、省くところと充実させるところを考えましょう。
□まとめ
以上、3人家族に最適な間取りと平米数について、ご紹介しました。
お部屋は「広いから快適!」と、一概には言えません。
ご家族の人数に合わせて、さらに自分たちの特性を考えて…適した間取り・広さのお部屋を選びたいですね!
※おまけ※
「4人家族で住む場合、一戸建ての広さはどれくらい必要?」
https://iemaru-blog.com/posts/3370/
4人家族の方は、こちらを参考にして下さい!
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株式会社いえまる