戸建て・マンションをお探しの方へ!「駅近」のメリット・デメリットを紹介します


戸建てやマンションを探していると、
「駅近」
という言葉が目に(耳に)入ってくることが多いのではないでしょうか。
駅からの距離は、戸建てやマンションなどの不動産にとっては、外せない大事な要素です。
単純に「駅が近いと便利」ということ以外にも、様々なメリット、デメリットがあります。
そこで!今回は、「駅近」のメリット・デメリットを掘り下げてみました。

 

□駅近の住宅のメリット

まずは、駅が近いことによるメリットを見てみましょう。

*通勤・通学などの移動に便利

「駅近」物件の最大のメリットがこれです。
駅まで3分、と、駅まで15分、では、通勤・通学においてのストレスに雲泥の差があります。
それ以外にも電車でお出かけの場合には、常に駅近の恩恵が受けられるのは、うれしいですね!
最近では、
「駅近のマンション(戸建)を買ったから、車は手放した!」
という方も結構いらっしゃいます。
車は持っていると維持費がかかるので、「駅近物件を購入して車を持たない生活」は、金銭面でもメリットが大きいと言えます。

*周辺の商業施設も充実

駅の周辺には、たいていスーパー、コンビニ、ドラッグストア等の商業施設が多く存在します。
そのため、駅近の住宅に住むと、お買い物も便利になります。
仕事帰りに駅前のスーパーでお買い物をして…という場合も、家が駅から歩いてすぐだと、負担が軽くて済みます。

*夜道も比較的、明るい

「閑静な住宅街」と言うと響きは良いですが…裏を返すと「夜は人気が無く暗い」ことが多いです。
その点、駅近の住宅だと、電車が動いている時間までは、人の動きがあり=夜道も明るいことが多いので、遅い時間の帰宅でも比較的安心できます。

*資産価値が下がりにくい=売りやすい

不動産の価値は、駅からの距離と非常に密接な関係にあります。
(特に…マンションの場合は顕著です。)
そのため、駅近の物件は資産価値が維持され下がりにくい、という特徴があります。
何かしらの事情で自宅を手放すことになり、売却をするときには…資産価値が維持されていると、「売却額が住宅ローンの残債を下回ってしまい、売るに売れない…」という事態を回避することが出来ます。

*駅によっては、資産価値が上がるかも?

駅近物件は資産価値が下がりにくいのは、前述したとおりですが…
最寄りの駅によっては、買った時より資産価値が上がることもあります。
・購入後、駅周辺が再開発されて、ますます便利になった。
・1路線の駅だけだったが、近くに別路線の新駅ができた。
などなど…
こんなことがあると、資産価値が上がるかもしれません!

 

□駅近の住宅のデメリット

一方で、駅が近いことによるデメリットも考えられます。

*価格が高い=土地、建物が狭くなりがち

駅近は資産価値が下がりにくいのですが…
ということは、そもそも資産価値が高い=価格が高いということになります。
価格が高いので、物件そのものの広さ(土地も建物も)コンパクトになってくる傾向が。
駅近の物件を選ぶときは、広さについては妥協が必要かもしれません。

*騒がしい場所が多い

駅の周辺は、人が多いですから、にぎやかなエリアが多くなります。
また、駅に近づくほど、物件の立地が「線路沿い」になることも多く、そうすると電車の音を許容しなくてはならなくなります。
この「音」についても、駅近物件を選ぶときには妥協が必要なポイントの1つとなります。

*陽当りは…どう?

駅から近いエリアは、住宅街などと比べると、建物を建てる時の基準が「緩く」なります。
そうすると…
「高さのある建物がピッタリとくっついて建てられている」
という状況が出来上がります。
そうすると…陽当りを確保することが難しくなります。
マンションの場合は、階数と向きによって、陽当りが確保できるケースが考えられますが、戸建ての場合は、なかなか難しそうです。

*駅周辺が開発されると、環境が変わる場合が

メリットにも上げた要素ですが…
駅周辺が開発されると、環境が激変する場合があります。
そうすると資産価値が上がる可能性がある反面、当初、気に入って買った環境が変わり、住みづらくなる可能性も…

 

□まとめ

今回は、駅近住宅のメリットとデメリットについて掘り下げてみてみました。
駅近住宅には多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。
ご自身が住宅に何を求めるのか?
「絶対に駅近!」なのか、「駅から離れても…●●優先!」なのか…
を、よ~く考えて、物件探しを進めていきましょう!

 

仲介手数料最大無料!
株式会社いえまる