戸建ての2階、3階にもトイレは必要?適切な数をご紹介します


最近の戸建ては、トイレが2箇所付いているのが主流になってきています。
とはいえ、マンションはたいていトイレは1箇所ですし…
2箇所も必要なのでしょうか??
戸建ての購入を検討している方で、トイレの個数まで考えている方は少ないと思いますが…
トイレは毎日必ず使用するため、実は大事なポイントです。
そこで今回は、戸建てのトイレの数について、調べてみました。

 

□トイレが2階や3階にもあるメリット・デメリット

トイレが2階や3階にもある(2箇所ある)メリットとデメリットを調べてみました。

*2階・3階にもトイレがあるメリット

●トイレ渋滞の解消
家族みんなが忙しい朝の時間帯。
トイレに行く時間もかぶりがちです。
トイレが1つしかなかった家庭で育った方は、トイレの争奪戦を繰り広げた経験があるのではないでしょうか(笑)
トイレが1つから2つに増えることで、このトイレ渋滞は劇的に解消されます。

●夜中トイレに行くときの安全性
夜中にトイレに行きたくて目が覚めて…
2階の寝室から階段を下りて1階のトイレに行って…
寝ぼけて階段から落ちてしまう危険が!
特に、高齢のご家族がいる場合は、その危険性が格段にアップします。
また、階段を下りて(または上って)トイレに行くのが面倒で我慢してしまうこともありそう。
寝室と同じ階にもトイレがあれば、この危険とストレスは解消されます。

●お客様に気を使わなくて済む
友人や親戚が泊まりで遊びに来てくれたとき…
トイレが1つだと、お互いにいろいろと気を使いますよね?
トイレが2箇所あれば、ゲストが来ているときは、
「1階のトイレはゲスト用、2階のトイレは家族用」
と分けて使用するなどの工夫ができます。

 

*2階・3階にもトイレがあるデメリット

●掃除する場所が増える
トイレが2箇所ある最大の欠点がこれ。
単純にトイレ掃除の手間と時間が倍になります。
※注※
トイレ掃除が好きな方にはメリットになります!

●スペースがもったいない
そんなに広くは無いですが…トイレも場所を取ります。
トイレの使用頻度が低い方(単身の方、自宅の滞在時間が短い方など)だと、そのスペースが無駄になります。

●家族のコミュニケーションが不足する?
例えば…1階にリビングとご夫婦の部屋、2階に子供部屋、という配置で、それぞれの階にトイレがあると…
お子さんが1階に降りてくる頻度が減り=家族のコミュニケーションが減る、ということも考えられます。

 

□トイレは家庭に何個必要なのか?

トイレが2箇所ある場合のメリット、デメリットを見てきましたが…
では、それを踏まえて、トイレは何個(1箇所or2箇所)必要なのでしょうか?
以下に、まとめてみました!

【トイレが2箇所あったほうが良い場合】
・3~4人以上の世帯の場合
・2世帯住宅的な利用をしている場合
・トイレをゆ~っくり使用する(音楽を聴いたり、読書をしたり…リラックス空間として使用する)方がいる場合
・潔癖症の傾向がある(他の人と共有したくない、他の人が入った直後に使いたくない、など)方がいる場合
・おなかが弱い方がいる場合(トイレからなかなか出てこない…ということが頻繁に起こる)

【トイレが1箇所でOKな場合】
・単身者or2人の世帯の場合
・世帯の生活時間帯がそれぞれ違う場合
※例えば…ご主人はほとんど夜勤で、奥様はお昼前からパート、お子様は朝から小学校…
というように、通勤(通学)時間帯がずれている場合
・「トイレは用が足せればOK」派が多数を占める世帯の場合(それぞれの使用時間が短く、トイレ渋滞の心配が少ない)
・平屋(1階のみ)の建物でそんなに広くない場合(そもそもトイレを2か所設置するスペースが無い…)

 

□まとめ

今回は、戸建てにおけるトイレの個数について、いろいろと調べてみました。
冒頭で述べましたが…最近の戸建ては、だいたいトイレが2箇所あります。
マンションはトイレはたいてい1箇所です。
「うちはトイレは1箇所でいいの?2箇所必要なの?」
という観点から、物件を見てみると…また違ったかたちで物件を絞り込めるかもしれません。
物件探しの1つの要素として、参考にしてみて下さい!

 

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