戸建ての防犯対策について解説します!戸建て購入後も幸せに暮らすために!

戸建ての防犯対策。
考えている方は…意外と少ないのではないでしょうか?
マンションの場合は、集合住宅なので周りの目が結構あったり、オートロックで管理人さんがいたり…しますが、戸建ての場合はセキュリティ対策も自己責任でやらないといけません。
そこで今回は、戸建ての防犯対策について、いろいろと調べてみました。

 

 

□防犯対策はどの家庭にも必要?

「うちは、ホームセキュリティの業者を入れるから大丈夫!」
という方もいらっしゃると思います。
ただ…万全を期すには結構な費用が掛かる可能性が…。
防犯対策として、月々の費用を捻出するのが難しい…という方もいらっしゃるでしょう。
仮に費用をかけてセキュリティ業者を入れて、月々の費用を払っていても、絶対に空き巣に入られない、という保証はありません。
備えあれば憂いなし。
セキュリティ会社だけでなく、ご自身での防犯対策も行う…ことが日々の生活を安心して暮らしていくためには必要になります。

以下、具体的な防犯対策について、ご紹介します。

 

 

□防犯対策~窓~

窓は泥棒が最も侵入しやすいところ、と言われています。
(なんと泥棒の50%が窓から侵入している、というデータもあるそう!)
窓についての防犯対策をいくつかご紹介します。

*防犯ガラス・防犯フィルム

泥棒が窓を割っても侵入できないようにするには防犯ガラスと防犯フィルムが非常に有効です。
防犯ガラスは、防犯シートが2層のガラスの間に挟まれているものです。
もし割れたとしても破片が散らばらない構造になっているため、防犯対策としてだけではなく、台風や地震といった災害の対策としても有効です。
※1階の窓はもともと防犯ガラスになっている場合が多いので…念のため実際に見てチェックしておきましょう。
防犯ガラスよりも手軽に対策できるのがホームセンターなどで購入可能な防犯フィルムです。
防犯ガラスの設置は費用と時間がかかりますが、これならもともとある窓に貼り付けるだけなので比較的簡単です。
(手間をかけたくない、キレイに仕上げたい…方は、ガラス屋さんなどのプロに依頼しましょう。)

*サッシに補助錠の設置

窓からの侵入で、ガラスを割る方法の次に多いのが、鍵を壊す方法です。
その対策に非常に効果的なのが、「補助鍵」です。
もともとの鍵が壊されても補助鍵があると、すぐには窓が開きません。
侵入に時間が掛かる、泥棒が嫌がる窓になりますのでおススメです。

*面格子

お風呂や洗面、トイレなどの小窓も油断はできません。
このような小窓には面格子をつけることで、防犯性が格段にアップします。
※最近の戸建では、小窓にもともと面格子を付けているケースが多いです。

*防犯シャッター

大きな窓には、防犯シャッターがあると安心です。
台風などの災害時にも効果を発揮しますので、是非とも付けたいところ。
ただし…設置にはそこそこの費用が掛かるので…そこは予算との兼ね合いでしょうか。

 

 

□防犯対策~玄関まわり~

泥棒は窓や裏口からコソコソと…とは限りません。
玄関は、窓についで多い侵入経路になりますので、対策が必要です。

*ディンプルキー

ピッキング対策としては、「ピッキングしにくい鍵にする」のが一番!
ディンプルキーはブツブツのでこぼこがある、ピッキングしにくい鍵です。
交換も簡単ですので、おススメです。

*ダブルロック

ダブルロック…要は、鍵を2つ付ける、ということですね。
これにより、鍵を開ける時間が2倍になる=侵入するのに時間が掛かかり、泥棒が侵入をあきらめる確率があがります。
前出のディンプルキーを2つ付ければ、より安心ですね。

*モニター付きインターホン

インターホンは、訪問者が画像でわかる「モニター付き」にすると、防犯効果が上がります。
最新のものには録画機能もありますので、不在時に誰が来たかもわかります。

 

 

□防犯対策~外構~

家のまわり…外構については、「敷地内に侵入しにくいこと」が防犯上、大事になります。
これは、家のまわりを高い塀でがっちり囲んで…ということでは無く、
外からもそこそこ見える=侵入者が外から見える=侵入しにくい
というのが防犯対策としては有効です。
たとえば…隣地との境は格子状の柵にする、植栽は適度な間隔で植えて隙間を作る、といった工夫をして、なるべく死角を作らないようにしましょう。
さらに以下の設備が防犯対策としては効果的です。

*防犯カメラ

防犯カメラのある家は…普段でもなかなか入りずらいです(笑)
敷地内に複数設置すると、とても効果的ですが…複数台設置するとコストがかなり掛かります。
予算をそこまで掛けられない!という方には、ダミーの防犯カメラがおススメです。
(最近は、本物と見分けのつかない精巧なものも多いとか。)
防犯カメラがあるだけで、泥棒からは「侵入するにはリスクが高い…」と思われやすくなります。

*センサーライト

人感センサー付きのライトを設置するのも、防犯対策としては効果的です。
夜間の侵入者にとっては、突然ライトが付くと驚きます。
自身の姿がライトに照らされて周囲から丸見え(たとえ周囲に人がいなくても)になることは、最も避けたい状況です。
地味ですが、かなり効果のある設備です。

*防犯砂利

これ、踏むとかなりの音がします。
商品にもよりますが、だいたい70デシベル以上の音がするそう。
ちょっと調べてみたところ、
70デシベル=セミの鳴き声(直近)
という情報が!
これはうるさい(笑)
この防犯砂利を家の周りに敷くことで、静かに侵入することがとても難しくなります。
とても効果的な防犯対策グッズですが、意外と値段が高く…
特に敷地が広い家の場合は、防犯対策予算との兼ね合いで採用するかどうかを検討するのが良さそうですね。

 

 

□まとめ

今回は、戸建ての防犯対策についてご紹介しました。
繰り返しになりますが…セキュリティ業者に任せるだけではなく、ご自身で防犯対策をすることがとても大切です。
「あ!鍵かけたっけ?」
「ホームセキュリティの設定するの忘れた…」
なんてことがあると、折角、お金と手間をかけて防犯対策をしても、無意味に…
防犯対策に一番大事なのは、ご自身の防犯意識です。
これを忘れずに!

今回ご紹介した防犯対策で気になるものがありましたら、ぜひ試してみてください。

 

 

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