4人家族で住む場合、一戸建ての広さはどれくらい必要?


「うちももうすぐ2人目が生まれて、家族4人になるし…
そろそろ家を買おうかな!」
というAさん。
ご夫婦ともに戸建て派なので、一戸建てを探すことにしましたが…
「4人家族だとどのくらいの広さがいいのかな?」
広さについて、ちょっと悩んでいる様子。
そこで、今回は、4人家族で快適に暮らすためには、どのくらいの広さの一戸建てがいいのか?を調べてみました!
 
 

□4人家族に必要な家の広さは?

以前、このブログの他の記事でもご紹介したことがありますが…
国土交通省が、世帯人数別に「居住面積水準」というのを定めています。
さらにその中で、「最低居住面積水準」≒【最低限必要な広さ】と「誘導居住面積水準」≒【理想的な広さ】を定めており、それによると…

●例①:夫婦+子供2人(3歳と6歳)の場合
・最低限必要な広さ:42.5㎡
・理想的な広さ(一戸建ての場合):106.25㎡(32.14坪)

●例②:夫婦+子供2人(10歳と12歳)の場合
・最低限必要な広さ:50㎡
・理想的な広さ(一戸建ての場合):125㎡(37.81坪)

という広さの基準が出てきます。

※計算式のもとはこちらに掲載しています↓
「子育てしていく上で家の広さはどのくらい必要?出産を機に家の購入をお考えの方へ」

お役所基準で見た場合、理想的な広さを求めると、結構広めじゃないと…という感じですね。
ただ、駅から近い都市型住宅などでは、なかなかこの広さを確保するのは難しいと思います。

そこで!
次は、間取りから必要な広さを見てみました。

【4LDKの一戸建てを想定】
リビングダイニング:12~14帖(6~7坪)
キッチン:3~4帖(1.5~2坪)
主寝室:6~8帖(3~4坪)
客間:6帖(3坪)
子供部屋:5帖×2(2.5坪×2)
バスルーム:2帖(1坪)
洗面所:2帖(1坪)
トイレ:2帖(1坪)
玄関:2帖(1坪)
廊下・階段・収納等:8帖(4坪)

合計=53帖~58帖(26.5坪~29坪)
⇒約87.6㎡~約95.8㎡

このくらいの面積の戸建てだと、4人家族でもゆとりが出てくると思われます。
こっちのほうを目安に考えたほうが、物件を探すときには現実的かもしれませんね!
 
 

□4人家族で住む場合には、こんなところに気を付けよう!

4人家族で住む場合は、子供の成長に合わせて、柔軟に対応できる間取りの一戸建てを選ぶと良いでしょう。

子供が小さい頃は、個室(子供部屋)は必要ないとお考えになる方は多いです。
リビングの横に引き戸で仕切られているお部屋があると…リビングと一体的に使うことにより、「大型リビング」として家族団らんのスペースとしての利用ができ、便利です。

また、子供部屋を作る場合でも、小学校までは広めのお部屋を2人部屋として利用
⇒中学生に上がる頃に壁や仕切りを付けて、2つのお部屋に分けて個室にする、
というようなやり方もアリです。
そのような工夫がしやすい間取りを選んでおくと、先々の選択肢が広がります。

さらに子供が成長し、独立していったあとは…
空いたお部屋を書斎や趣味のお部屋に改造したり、はたまたリビングとお部屋をくっつけてパーティースペースにしたり…できると楽しいですよね!
毎回リフォームをするのも大変なので、最初に間取りを変えやすい家を選んでおけば、手間と費用が省けるのでオススメです。
 
 

□まとめ

今回は、4人家族で住む場合の一戸建ての広さと間取りについて解説しました。
各ご家庭で、ライフスタイルは異なるので、それぞれに合った選択をすることが大事です。
ぜひ参考にしてみてください。
 
 
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