子供部屋はいつから必要?タイミングやメリット・デメリットを調べてみた!


お子様がいらっしゃるご家庭にとって、避けては通れない問題…
「子供部屋をどうするか?」問題。
「子供部屋はあったほうが良いのか…」
「いつから子供部屋を与えるのか…」
正解が無いことはわかってはいるけど…他の人がどうしているのかも気になるところ。
そこで、今回は、子供部屋について、いろいろと調べてみました。

 

□子供部屋をいつごろから与えている?

ズバリ!結論からお話しします。
最近の傾向では、「小学校入学時」に子供に自分(たち)の部屋(スペース)を与える、という家庭が最も多いそうです。
ちなみに…
「自分だけの部屋(個室)を与えられている子どもの割合」は、
小学校1~3年生:約20%
小学校4~6年生:約40%
中学生:約60%
高校生:約75%
となっていて、そこにさらに
「兄弟姉妹と一緒の部屋」または「個室ではないが子供用のスペースがある」という割合を足すと、
小学校1~3年生:約80%
小学校4~6年生:約90%
中学生:約95%
高校生:約95%
となります。
どうやら、小学生までは「自分だけの部屋」ではなく、兄弟姉妹と一緒だったり、リビングの一角を子どもスペースとして割り振っていたりして、子供部屋(スペース)にするケースが多いようです。
※東京ガス都市生活研究所レポート「家で子どもが過ごす部屋~子どもの過ごし方と親子それぞれの意識」より
上記のデータからは、
「小学生になったら、子供用のスペースを割り振る家庭が多くなり、個室として子供部屋を確保する家庭は、中学生くらいから増えてくる。」
ということが読み取れますね。

 

□子供部屋を与えるメリットとデメリットは?

*子供部屋のメリット

●子供の自立心が養われる
自分の部屋(スペース)があることで、子供の荷物がそこに集約されます。
そしてその荷物は子供が自分で管理しないといけなくなります。
さらに、片付け・お掃除も子供にとって、自分の仕事となります。
「自分の物・スペースは自分で管理する」
という自立心が養われることにつながります。

●リビングが散らからない
子供部屋(スペース)が無いと、子供の居場所は主にリビングになります。
必然的に子供が遊ぶスペースもリビングになり…物があふれて散らかる…という傾向が。
さらに、子供の友達が遊びに来たら…すごいことになりそうですね(笑)
子供部屋があると、リビングをキレイに保つことも比較的容易になります。

●子供のプライバシーが確保される
子供にも「一人」になりたい時間があります。
遊ぶにせよ、勉強するにせよ、周囲の目線や音を気にせずに過ごしたいとき、集中したいときがあるはずです。
子供部屋(スペース)があると、そのような時間を確保することが可能になります。
子供部屋で一人でいろいろと悩み、考える時間は、子供の成長にプラスに働くのではないでしょうか?

●何より子供が喜ぶ
自分の部屋が出来て、喜ばない子供は…いませんよね!
(いたらすいません…)
自分の部屋(スペース)ができることで、大人に近づいたと感じる子供は多いでしょう。
親から信頼されていると思えることで、自己肯定感のアップにも繋がります。

 

*子供部屋のデメリット

●子供が何をしているのか分からない
子供部屋を与えることに対する親の最大の不安がこれですね。
個室を子供部屋とした場合、部屋の中で子供が何をしているかは、分かりません。
なかなか部屋から出てこないけど…勉強している?ゲームをしている?漫画を読んでいる?はたまた寝ているだけ?…
子供が目の届かないところで何をしているかわからないと、親は心配です。
これについては子供部屋を与える以上、ある程度寛大に対応するしかないのですが…
「子供の自主性に任せたい…けど、心配…」
という気持ちのバランスをうまくとって、「ほどほどに放任する」ようにするのが良いでしょう。
(それが難しいのですが…(笑))

●家族と過ごす時間が減少?
「子供が部屋にこもってしまうのではないか?」
これも子供部屋を与える時の心配事の1つです。
家族間のコミュニケーションを重視するのであれば、子供部屋を与えつつ、リビングで過ごす時間も確保したいところ。
まだ子供が小学生の頃は、食後に家族団らんの時間を設けて、その間はリビングで過ごす…などのルールを作ると良いかもしれませんね。

 

□まとめ

今回は、子供部屋を与えるタイミング、メリット・デメリットについて見てみました。
他の家庭がどうしているのか?
は、とても気になると思いますので、今回の情報を参考にして頂ければと思います。
…が!
「ヨソはヨソ、ウチはウチ」
です。
自分たちの家族にはどんな感じが適しているのか、「ヨソ」の情報を参考にしながら「ウチ」はどうするのか…
夫婦ではもちろん、子供とも一緒に相談してみると良いかもしれませんね!

 

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