「住宅に書斎が必要か?」
なかなか難しいテーマです。
最近はテレワークを行う会社も増えて、お家で仕事をする方も多いのではないでしょうか。
今回は住宅に書斎が必要かどうかを、メリットとデメリット・注意点を紹介しながら見ていきます。
□書斎を作るメリットとデメリット
書斎を用意するメリットは数多くありますが、もちろんデメリットもあります。
*書斎を作るメリット
●集中して作業できる空間の確保
書斎があれば、在宅での仕事はもちろん、趣味に没頭する際にも利用できます。
1人きりで集中できる空間がある最大の利点です。
●1人でリラックスできる空間の確保
煮詰まって気分転換をしたいとき…
家族がいる中で、なかなか1人でボーっとする時間を取るのは難しいもの。
書斎があれば短い時間でもリラックスできる空間として利用できます。
●個人のものが家の中に散らばることが無くなる
リビングで仕事をしていると…
「あれ?あの書類、どこにしまったっけ…」
ということも多々起きそうです。
毎回、仕事(趣味)をする準備をして、中断する時に片づけて、また準備をして…
その点、書斎があればそんな無駄な時間を削減でき、何よりラクチンです。
●仕事の資料などを子どもに触られることが無くなる
小さな子どもさんのいる家庭では、一番の問題ですね(笑)
書斎を確保しておけば、お子さんに荒らされることなく、仕事・趣味に集中できます。
*書斎を作るデメリット
●作ったのにほとんど使わない
折角、書斎のスペースを割いたのに、気づいたら全然使っていない…
結局、物置になってしまっている…
などの声はよく聞きます。
●書斎になっていない
書斎としてのスペースを作ったつもりが、ほとんど隔離されておらず、全然仕事に集中できない…というケースも。
用途をよく考えてから、それに合ったスペースづくりをしましょう。
●書斎にこもって出てこない
逆に、書斎が居心地が良すぎて、こもってしまう方もいらっしゃるとか。
家族からのクレームがたくさん来ることが予想されます。
適度な利用頻度にすることが大切です。
□書斎を確保する際の注意点
書斎を作る上では以下のポイントに注意が必要です。
①書斎の位置
静かに集中する環境が欲しい場合は、リビングからある程度距離を取ったところに書斎スペースを作りましょう。
あまり音を気にしない方や、あまりに隔離していると孤独感でさみしい方(!?)は、人の動線があるところ…の近くに書斎スペースを作り、壁などの遮るものも限定的にして開放的な書斎というのもアリですね。
②書斎の広さ
用途によりますが…デスク(カウンター?)があって、椅子があって、パソコンが置ければ、最低限の書斎スペースになります。
後はそこに収納棚を付ける(置く)のか、プリンターなども必要なのか、作業用のスペースも作るのか…などを考慮して、書斎の広さを確保しましょう。
③空調設備の確保
これは必須ですね。
空調設備が無いと、真夏・真冬は利用しない(できない)ことになります。
※部屋のコーナーやスキップフロアなどに書斎スペースを設ける時は、他の部屋と空調を共有しましょう。
④電源の確保
これも必須です。
パソコン用はもちろん、携帯の充電用、電気スタンド用、季節もの…扇風機やハロゲンヒーター、電気毛布用などなど…
どのくらいの電源(コンセント)が必要になるかを考慮しつつ、書斎スペースを確保しましょう。
□まとめ
今回は、書斎を作るメリットとデメリット、及び注意点について見てみました。
書斎があるお家は魅力的ですが…
生活空間の中から書斎というスペースを作るのですから、家族の同意・協力は不可欠です。
書斎スペースを作る場合は、そこを外さないように!して、家族みんなでどんな書斎にするかを考えると良いかもしれませんね!
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