こんにちは、(株)いえまるの相澤です。
先日、パリで、マンション5階のバルコニーから転落しそうになっていた4歳の男の子を男性が救出したというニュースがありました。
外壁をよじ登って救出したことで、”パリのスパイダーマン”と言われているようです。
勇敢な男性がいてよかったですね。
今回は救出されたニュースでしたが、子供がバルコニーや窓から転落して、大けがをしてしまったり命を落としてしまう事故は後を絶ちませんね。
まずは、親が目を離さないこと・安全対策を取ることが大事ですが、転落事故の原因の1つとして、『高所平気症』があるようです。
高所平気症とは?
「高所平気症」とは、高所に恐怖を抱かないこと症状のことです。
最近は高層マンションが増え、幼いころから高いところで生活する子供が増えました。
その為に「高所平気症」の子供が増えているようです。
高層階に住んでいる場合、基本的には毎日エレベータを使うことになります。
エレベータを使えばどんなに高い階でも一気にお部屋に上がれてしまうので、高いところに来たという感覚が薄れてしまいます。
また、高層階に住んでいると、低層階に住んでいる場合に比べて、外に出る機会が少なくなる傾向にあるようです。
公園等に遊びに行かず、高いところで過ごす時間が増え、余計に「高所平気症」が悪化しているのではないでしょうか。
外出が減ることに関しては、高所平気症以外にも運動不足や人付き合いが減ったり等の問題も出てきてしまいますね。
まぁ、高層階に住んでいても、面倒臭がらずに外出すれば良いのですが・・・
人は4歳頃までに、高い場所が危険かどうかを判断する感覚が約8割のレベルまで発達するようですから、この時期に高い場所は危険であるという感覚を育てなければいけませんね。
対策は?
ただ、いくら子供の為とは言え、既に高層階に住んでいる場合、簡単に低層階に住み替えることは難しいですよね。
高層階に住みながらも、高いところの恐怖を教えていかなければいけませんね。
高い場所が危険であるということを教えるには、地面が見える範囲で色々な高さの経験をすることが大切なようです。
ジャングルジムで遊んだり、滑り台で遊んだり・・・というのは、良いようです。
たまにはエレベータを使わずにお部屋まで階段で上がってみるのも良いかもしれません。
ちなみに、私はマンションの高層階で育ちましたが、高いところは苦手です。
全く高所平気症ではありません。
高層階で育ったからと言って、皆が高所平気症になるわけでは無いですからね。
今はマンションの6階に住んでいて、現在6カ月の息子がいます。
私もまずは、バルコニーの安全対策をしなければいけません。
足の踏み場になりそうな物をどかして、勝手にバルコニーへ出られないようにしないといけませんね。
そして、できるだけ家の中にこもらずに外に出て遊び、息子に高い場所の恐怖を教えていこうと思います。
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