中古マンションをリノベーションするメリットとデメリットとは?

マイホーム購入の際、「中古住宅を買ってリノベーションしよう」と考えている方は…意外と多いと思います。
最近この「中古住宅購入+リノベーション」が増えてきているようです。
中古住宅のリノベーションには良い面も、悪い面もあります。
そこで今回は、中古マンションに焦点を当てて、中古マンションのリノベーションのメリットとデメリットについてご紹介します。

 

 

□中古マンションをリノベーションするメリット

中古マンションをリノベーションするメリットとして大きく4つのポイントがあります。

*メリット1:新築の購入より費用を抑え、かつ新築と同レベルの設備の住宅に住むことができる

新築マンションは、地域にもよりますが主要なエリアになればなるほど、価格が高騰している傾向があります。
そのため、頭金や住宅ローン支払いの負担が数年前と比べ大きくなり、あまり住宅にお金をかけられない方にとっては、選択しずらい悩ましい事態となっています。
一方で中古マンションを購入してリノベーションする場合は…中古マンションは新築と違って広告宣伝費用が上乗せされていないこと、築年数の経過により価格が低下していること…などの理由で新築よりも購入価格が抑えられます。
物件によって金額は変わってきますが、同じような間取りでも500万円~1000万円近く費用を削減することができる場合もあるようです。
購入した中古マンションをリノベーションして、設備などを最新にすることで中古でも、ほぼ新築同様の暮らしが可能になります。

*メリット2:物件の選択肢が増える

中古マンションの方が新築物件に比べて、数が圧倒的に多いので…自分に合った住宅を見つけやすいのが特徴です。
新築の場合、限定された選択肢の中から選ぶことになります。
圧倒的に数が多い中古マンションの中から、自分の理想に近い立地や生活環境の物件を探す行為は、かなり現実的といえます。

*メリット3:好みの間取りに変更できる

また購入する中古マンションの間取りが多少気に入らなくても、リノベーションすることによって好みの間取りに変更できる、という点もメリットと言えます。
家族の生活スタイルに合わせて、間取を変更する…
「子どもがいるので部屋数を増やす」
「家族でコミュニケーションをとりやすいように、リビングを広くする」
なども良いですよね!

*メリット4:楽しい

どんな壁紙を選ぶか?どんな設備を入れるか?など、決めることはたくさんあります。
大変ですが、ワクワクしますね。
完成後の新しい住まいを想像しながらリノベーション内容を考えるのは楽しい時間になると思います。

 

以上の4点が、中古マンションをリノベーションするメリットになります。

 

次に中古マンションをリノベーションするデメリットを見ていきましょう。

 

□中古マンションをリノベーションするデメリット

中古マンションをリノベーションするデメリットとして大きく4つのポイントがあります。

*デメリット1:工事できない箇所が出てくる可能性がある

中古マンションは建物の造りによって、どうしても工事できない箇所がある場合があります。
また管理規約等でのきまりで、工事をして良い部分と工事をしてはいけない部分がある場合があるため、自分が理想としている間取りにできないことがあります。
そのため、事前に確認をしておくことがとても重要になります。

*デメリット2:ローン金利が高くなってしまう場合がある

ローン金利が高くなってしまう場合があるのもデメリットの1つです。
住宅ローンの借入限度額は、「物件価格の100%まで」が原則です。
リノベーションがすでに完了しているマンションの場合は、購入価格にリノベーション費用が含まれているため…
「物件価格の100%まで」の普通の住宅ローンとして借りることができます。
しかし、物件購入後にリノベーションする場合は、リノベーション(リフォーム)費用分が、物件価格の100%を超える部分のローン…いわゆるオーバーローンと考えられ、この部分の金利が高くなってしまう場合があります。
また、住宅ローンとは別に別途リフォーム(リノベーション)ローンを組む場合も、住宅ローンよりも金利が高く設定されていることがほとんどです。
そのため、月々の返済額などが想定よりも高くなる可能性があります。
このような場合は、しっかりと資金計画を確認・見直しておくことが大切です。

*デメリット3:すぐに住めない

新築マンションや、リノベーションの必要のない中古マンションを購入した場合は、すぐに住むことができますが、購入後にリノベーションの必要がある場合はすぐに住むことができません。
部分的なリフォームなら短期間でできますが、間取り変更等の大がかりなリノベーションとなると、長期間(1~3か月)かかってしまうことがあります。
その為、現在、賃貸住宅に住んでいる場合で、住宅ローンを利用して購入した場合は家賃と住宅ローンの二重払いの期間が長くなってしまいます。
ある程度、資金的な余裕を持っておくことが必要です。

*デメリット4:めんどくさい

リノベーションする場合、決めなければいけないことがたくさんあります。
めんどくさい・・・と感じる方もいるかと思います。
そんな方はリノベーションを行う業者さんやリノベーション経験のある知り合いなどにアドバイスをもらうと楽になると思います。

 

以上の4点が、中古マンションをリノベーションするデメリットになります。

 

□まとめ

今回は中古マンションのリノベーションをするメリット・デメリットについて紹介しました。
費用面や物件選びの自由度など…様々な観点でのメリット・デメリットがあったのをご確認頂けたと思います。
最近では
「新築マンションの購入よりも中古マンションのリノベーション!」
というお考えの方が増えてきているようです。
上記で紹介したメリット、デメリットを参考に
「中古マンションを購入してリノベーション!」
を考えてみるのも良いかもしれませんね!

 

 

仲介手数料最大無料!
株式会社いえまる