マンションを決める際には現地見学が大切!見るべきポイントを教えます


マンションを購入するときは…
まず、ネットで情報収集をして、資金プランをたてて、不動産屋さんに相談して…
という流れが一般的です。
そして、物件を決める際に外せないのが、
「現地見学」
そう、いわゆるお部屋の内覧です。
ただ、初めての方は特に、
「今度マンションの現地見学をしに行くけど、どのようにすれば良いかわからない…」
というお悩みを持つ方も多いはず。
そこで!
今回はマンションの現地見学をする際のポイントについてまとめました。
 
 

□現地見学に行く前に…押さえておくべきポイント

*現地見学をするメリット

まず、大前提として、現地見学をするメリットを確認しておきましょう。
実際の物件を内覧する「現地見学」。
ネット上の広告などで確認できる情報…価格、間取り、住所、駅距離など…以外に、実際に見ないとわからない情報を体感する、貴重なプロセスです。
陽当り、音、におい、設備の劣化状況(中古の場合)をはじめ、周辺環境やマンションの共用施設などなど。
見て触れて、まさに体感できます。
さらに、売主様が居住中の物件の場合は、売主様に「実際に住んでいてどうか?」という生の声を聴くことが出来る場合も!
物件を選別するための判断材料がいっぱい入手できること、が現地見学のメリットと言えます。
 

*不動産屋さんに予約をしよう

ネット広告やチラシで、
「●●日の●●時~●●時 オープンルーム開催中!」
という記載をよく目にすると思います。
このような場合、直接現地に行けば内覧できる…ことが多いのですが、できる限り、事前に連絡(電話orメール)をして予約をしましょう。
現地で不動産業者の担当者が待機しているのですが、他のお客様の接客で不在にしていたりすると、内覧ができないケースがあります。
そのようなムダ足を避けるためにも、現地見学の際は、事前に予約をしてきましょう。
 

*特別な準備はいりませんが…

現地見学の当日は特別な準備は必要ありません。
気負うことなく、ニュートラルな状態で臨んでください!
…とはいえ、簡単に解説を。
服装は動きやすいもの…といっても普段着でリラックスできる服装でOK。
あと強いて言えば、履物は脱ぎやすく履きやすいものだと楽チンです。
また、こんなものを持っていくと良いかもしれません。
●メジャー
家具家電が入るかどうか?を確認するために。
主に冷蔵庫、洗濯機が入るかを計っておくと、後で心配することは無くなります。
とても気に入った物件だったら…カーテンのサイズなどを計る気の早い方も。
※気の利く不動産業者ならメジャーを持っているので、言えば貸してくれます。
●デジカメ(スマホ)
室内の気になるところを写真に撮っておけば、後で確認ができます。
売主様が居住中の物件の場合は、ちゃんと許可をもらってから撮影しましょう。
●筆記用具(ペンとメモ用紙)
不動産業者の担当者や売主様に確認したことをメモしておけば、安心ですね。
サイズを計ったときに記入するため、にも使えます。
 
 

□実際に現地見学のときに確認するポイント

いざ、現地見学へ!
「自分たちが実際に住んだら…」
ということをイメージして見学しましょう。
確認するポイントは…
 

*リビング

リビングは家族の全員が使う空間です。
まず、陽当りがどうか、風通しはどうか、を確認しましょう。
次に広さ。
図面には●●帖という表示がありますが、実際に体感してみて広いと感じるか、狭いと感じるか、を確認しましょう。
広さに関しては、ソファやダイニングテーブルを置いてみたら…という感覚で確認してみると、イメージしやすいですね!
そして、音やにおい。
窓を閉めた状態と開けた状態で、音やにおいがどうか、確認しましょう。
細かいところですが、コンセントやTVアンテナ配線の位置と数なども確認しておきたいところです。
 

*居室

居室は、「誰がどの部屋を何のために使う?」のかをイメージして、広さ・陽当り・音・においを確認しましょう。
特に、収納の有無と広さの確認は必須です。
ここもコンセントやTVアンテナ配線の位置と数なども確認しておきましょう。
 

*キッチン

キッチンについては、主に動線(動けるスペース)と広さ(冷蔵庫や食器棚は置ける?)、付いてる設備(食洗器は?浄水器は?)を確認しましょう。
作り付けの棚があると、収納力が格段にアップします。
 

*バルコニー

バルコニーは広さと陽当り、眺望を確認しましょう。
物件によっては、スロップシンクが付いていたり、外コンセントや照明があったりします。
 

*バスルーム

バスルームは広さがどうか、が一番気になりますよね!
バスタブに入ってイメージしてみる…方は、結構多いです。
同じくらい気にして欲しいのが、設備面です。
浴室乾燥機の有無や、タイル張りか?つなぎ目の無いユニットタイプか?(タイルの目地はお掃除が大変です…)などは、かなり重要な要素です。
 

*トイレ

トイレの確認ポイントは…収納(もしくは棚)の有無とウォシュレットかどうか、でしょうか。
高級仕様のマンションだと、タンクレスで手洗いが別にあったりしますが…それが必要かどうかはお好みですね。
 

*玄関

マンションの玄関は、そんなに広さが取れていないことが多いです。
なので、下駄箱の収納力が足りているか、チェックしましょう。
物件によっては、玄関ポーチがあったり、トランクルームがあったり、たまにシューズクロークがあったり…します。
あと…姿見(鏡)があると意外と便利です。
 

*その他(室内)

室内について、確認して欲しい項目として共通しているのは、

●使用状態および劣化状態
当然ながら、お部屋ごとに状態が違います。
仮に購入した後にどこまでリフォームをするか…によって、リフォーム費用をいくら予算に計上するかを想定することが出来ます。

●段差の有無
古いマンションだと、特に水回り…バスルーム、洗面所、キッチン、トイレ…と廊下部分に段差がある場合があります。
段差が許容範囲であればいいのですが、許容範囲を超える場合はリフォーム等で解消可能か、購入前に確認をしましょう。
 

*共用施設

大規模マンションだと、いろいろな共用施設が付いていたりします。
何があって、利用するときは費用が掛かるのか、などを確認しましょう。
どのマンションでも共通して確認したいのは…
エントランスや共用廊下などの使用状態・劣化状態です。
あまり状態が良くない場合は、大規模修繕工事の時期や内容を確認しましょう。
(不動産業者に聞けば、資料を基に教えてくれるはずです。)
また、駐車場や駐輪場、バイク置場を利用する予定の方は、実際の場所と使用状態、空き状況も確認しましょう。
あ、あと忘れてはならないのが、ゴミ置場です。
場所と使用状態を確認しておきましょう。
おまけとして…
現地見学でその物件をとても気に入って、購入する方向で検討されるときは、現地の管理人に声をかけてみると良いかもしれません。
(会えたら、ですが)
管理人さんの人柄がわかると、入居後も安心できますよ!
 
 

□まとめ

今回は、マンションの現地見学をする際のポイントについてご説明しました。
戸建てに比べて、マンションには共用部分など、現地で確認するポイントが意外と多いですが…
あまり構えることなく、まずは気軽に現地見学に行ってみることをおススメします!
 

仲介手数料最大無料!
株式会社いえまる