家を購入するタイミングはいつ？ – いえまる　不動産お役立ち情報

「うちもそろそろマイホームが欲しい！」
と、思い立ったが吉日。
早速、ネットで物件を検索して…
と、すんなり家探しをスタートできる人は、この記事は読まなくてもＯＫです。

「…と思ったけど、家を購入するタイミングは、これでいいのかな？」
と、立ち止まってしまう方へ。
他の方たちがどんなタイミングで家を購入しているのか、気になりますよね。
ここでは、多くの人がどのようなタイミングで家を購入しているのか、ご紹介します。

□家を購入するタイミングとは

家を買うタイミングは、人によってそれぞれであり、正解はありません。
しかし、自分の場合はいつが最適なのか、気になりますよね。
多くの人が家の購入するタイミングや注意すべき点を知ることで自分にあった購入のタイミングを探ってみて下さい。

□「これを機に家を購入しました！」

＊結婚した（これから結婚する）とき

家を購入するきっかけとして、最も多いタイミングの１つです。
単身⇒夫婦2人での共同生活に変わるため、自分たちの希望する物件のイメージと条件をよく話し合うことが大切です。
エリア（土地勘があるところが良い？）
利便性（駅からどのくらい？商業施設はある？）
広さ・間取（２ＬＤＫ？３ＬＤＫ？リビングはどのくらい？）
などの基本的な条件から、
「日当たりが良いところがいい」
「マンションの上層階で眺めが良いところ希望」
「駐車場が付いているのがベスト」
「ペットが飼えないとイヤ！」
などの希望条件も含めて、夫婦で意見交換をして、希望を固めていきましょう。
合わせて、2人の収入や先々のライフプランをできる限りイメージして、購入する物件の予算を決めていきましょう。

＊子供が産まれたとき

これも家を購入するきっかけとして、最も多いタイミングです。
（結婚と出産が家を購入するタイミングではトップ２です！）
子供が産まれた（これから産まれる）タイミングで家を買う場合は、
・子育てがしやすい環境なのか
（幼稚園や保育園、小学校はどこに通わせるか、周辺環境は危険ではないか、遊ぶための公園があるか…など）
・間取りや広さは適しているか
（家族団らんのため、リビングを広くとるか、和室は必要か、カウンターキッチンにするか、子供部屋は確保できるか…など）
を重視するかたが、とても多いです。
また、購入する家の予算設定も、子育て費用や育児期間中の収入減を考慮して決めていくのが良いでしょう。
それともう一つ…妊娠中に住宅購入手続きや引っ越しを行う場合は、女性の体になるべく負担が掛からないよう、考慮しながら進めていくことも大切です。

＊子供が入園、入学するまえ

お子さんが小学校に通い始めると、引っ越しをするのが、なかなか難しくなります。
理由はこれ。
「学区が変わると、子供が転校しないといけなくなる…」
なので、お子さんが「幼稚園に入園～小学校に入学する前までに家を購入する」と決めて探し始めるかたは、多いです。
この時期に購入するかたは、３０代半ば～４０代が多く、収入も安定していて住宅ローンで借りられる金額が多くなる傾向にあります。
しっかりとした資金計画を立てて、自分たちが返済していける範囲で予算を決めていくことが肝要です。

＊今住んでいる賃貸の更新のタイミング

ほとんどの賃貸は、「更新」というものが２年ごとにやってきます。
そして、「更新料」という名目で、家賃の１か月分が掛かるケースが多いです。
ある程度の期間を賃貸に住んでいる人は…
「更新料がもったいない」
という理由から、そろそろ家を購入しよう、と考え、家探しを始めることが多々あるようです。

＊社宅を出ないといけなくなった…

勤め先の「社宅」に住んでいるかたは、いろいろなメリット（主には賃料の安さ）があるので、なかなか家の購入に動かないのが通常です。
ただ、最近は社宅を整理・廃止する会社も増えてきており、一定期間で社宅を出なければいけない、というケースがあります。
この場合、一般の賃貸で高い賃料をを払うよりも購入して住宅ローンを支払ったほうがメリットが大きい（金利が低いし、資産になる）と判断し、家を探し始めるかたが一定数いらっしゃいます。

＊同僚・友人が家を購入したから

この理由、意外と多いです（笑）
家を購入して快適に暮らしている話（自慢話？）を聞いたら、自分も欲しくなりますよね。
若い世代（２０代～３０代前半）のかたから、よく聞く理由です。
ただし！
隣の芝生は青く見えるもの。
実際に家を探すときは、自分の希望条件と見合った予算設定をしっかりと考慮し、進めていきましょう。
「友人と同じようなこんな物件を購入したが、住んでみたら自分には合わなかった…」
とならないように、ご注意を。